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この度、理事長を退任し相談役に就任いたしました。
2016年6月に副理事長に選任され、2017年5月から5年間理事長を務め、今般、無事に高松新理事長に引き継ぐことが出来ました。
これも会員の皆様のご理解とご支援、また関係省庁、関係団体の方々のご指導とご協力の賜と厚くお礼申し上げます。
私は理事長就任時、当業界が今後目指すべき基本目標として「マンション管理業の成長発展・社会的評価の向上」と「業界従業者の処遇の改善・社会的評価の確立」を掲げ、この二つのミッションに基づいた中期事業計画を策定し、協会運営を推進して参りました。
しかしこの間、想定の外であったコロナ禍は世情を一変させ、ウクライナ危機は世界の在り方を大きく変えつつあります。また、待ったなしの課題となったDXへの取組み、台風・地震など恒常化している自然災害への対応、CO2排出抑制・温暖化対策としてのSDGsへの取組みなど、新たな大きな課題が次々に生まれています。
マンション管理業の社会的役割・使命はマンションの居住価値・資産価値の維持向上です。現在マンションストックは686万戸、この内築40年超は116万戸、10年後には200万戸以上となることが見込まれ、建物と居住者、2つの高齢化は今後益々確実に進んで行きます。
社会経済環境が激変する中、今後の協会活動が高松新理事長のもと、この4月に稼働したマンション管理適正評価制度の普及促進とマンション現場におけるIT活用・DXの推進を軸に、諸課題の解決に向けた活動を積極果敢に推進され、マンション管理業の更なる成長・発展が力強く進んで行くことを心から願っております。
結びに、当業界、当協会の益々の発展と当業界で働いておられる皆様の更なるご活躍を祈念し、退任の挨拶とさせて頂きます。