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「マンションコミュニティシンポジウム」が開催されました。

主催 (一社)日本マンション学会    
共催 NPO法人全国マンション管理組合連合会
    (一社)マンション管理業協会       
    (一社)日本マンション管理士会連合会

 平成25年10月19日(土)午後1時より千葉県浦安市の明海大学浦安キャンパスにおいて、「マンションコミュニティシンポジウム~マンションにコミュニティは必要か?どうすべきか?~」が開催され、約180名が参加致しました。
 東日本大震災の経験から、マンションのコミュニティの必要性は再確認されました。それはマンションの内だけでなく、マンションと地域といったコミュニティも含まれます。さらに、マンションでは人や建物の高齢化、賃貸化による借家人や、外国人居住者の増加なども見られ、新たなマンションのコミュニティが求められてきています。
 こうした状況の中で、マンションのコミュニティを取り巻く環境に新たな動きが見られます。それは、現行のマンション標準管理規約にある「コミュニティ条項」を削除すべきではないかという議論です。
 そこで、こうした動きに危機を感じた4つの団体が共同で、マンションのコミュニティは必要か、必要であれば、法と現実を考慮したうえで、どのような活動が望ましいか。また、それを円滑かつ適正に推進するには、どのような法制度・政策が必要か等を、皆さんと一緒に考える機会を持つことにしました。
 シンポジウムの基調講演、事例紹介およびパネルディスカッションを通じて、区分所有法および標準管理規約の改正、マンション管理適正化法の制定など、その基本にはマンションでは区分所有者の主体的な合意形成、それを円滑に行うためのコミュニティの形成を重視してきたことを改めて確認しました。また、今後ますます区分所有者や居住者の高齢化、あるいは賃貸化などの進行も鑑みますと、より、円滑な管理組合の運営、共同の利益の増進には、コミュニティの育成は必要でかつ重要であるという思いを一つにし、本シンポジウムの成果として共同提言をまとめました。

共同提言の内容はこちら
コーディネーター     :明海大学教授 齊藤広子  
コミュニティの法的解釈:早稲田大学教授・日本マンション学会 副会長 鎌野邦樹  
パネリスト         :日本マンション学会 会長 小林秀樹    
                全国マンション管理組合連合会 会長 山本育三  
                日本マンション管理士会連合会 会長 親泊 哲  
                マンション管理業協会 理事長 山根弘美

 

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