平成２７年３月１６日（月）１３:３０より、東海大学校友会館 阿蘇・朝日の間（千代田区霞が関3-2-5霞が関ビル35階）において、「マンション２０２５ビジョン懇話会シンポジウム」を開催しました。

　マンション２０２５ビジョン懇話会（座長：齊藤広子、以下「懇話会」という。）は、後期高齢者の急増などに象徴される「２０２５年問題」を踏まえた、マンションおよびマンション管理における将来の課題等について、平成２６年７月より当協会理事長からの諮問を受け、様々な角度から考察・検討を進めてきたもので、今般、そのとりまとめとしてのシンポジウムを開いたものです。
　山根理事長の開会挨拶に続いて、国土交通省土地・建設産業局不動産業課長清瀬和彦様に来賓のご挨拶をいただき、その後「マンションの２０２５年問題に関する課題の整理」と題して、当協会事務局より懇話会における問題認識について説明しました。
　続いて、基調講演として宮城秋治氏（一級建築士、公益社団法人日本建築家協会関東甲信越支部メンテナンス部会長）と篠原みち子氏（弁護士、懇話会委員）にご講演いただき、その後、懇話会委員全員（当日欠席者除く）と基調講演者によるパネルディスカッションを行いました。最後にそのとりまとめとしての提言が齊藤座長から山根理事長に手渡され、山根理事長より、懇話会委員らへの謝意とマンション管理業としての２０２５年に向けた新たな誓いが示され、本シンポジウムは閉会しました。
　会場はほぼ満席となるほどの盛況を博し、２時間半を超える長時間にもかかわらず、参加者の多くは終始興味深く聞き入っている様子が見受けられました。

【参加者】約１５０名　　※提言の内容は、こちら。

開会挨拶　山根理事長	来賓挨拶　不動産業課長　清瀬和彦　様
基調講演① 　「マンションを100年生かすために必要なこと 　～ここまでできる〝マンション再生″～」 　宮城秋治氏	基調講演② 　「高経年マンションが抱える課題等について 　～問題化する前の〝予防力″の向上～」 　篠原みち子氏
懇話会委員および基調講演者による 　パネルディスカッション	懇話会からの提言書授与 　　左：齊藤座長　右：山根理事長