- 連載
- 防災訓練レポート
- 2014.03.28掲載
大阪市淀川区 西三国連合振興町会
「地域・マンション合同 消防・防災訓練」
地震や津波、火災、集中豪雨など大規模災害を想定した防災訓練が各地で実施されています。当協会もこうした訓練を通してマンション居住者と地域住民との“ふれあい・コミュニティ”の構築に向け積極的に参加しています。
3月2日に大阪市淀川区内の西三国連合振興町会主催の、地域防災力の維持・向上を目的として“災害に強いまちづくり”を視野にいれた「地域・マンション合同消防・防災訓練」が、大阪市立西三国小学校で開催されました。
当協会は、大阪市消防局淀川消防署と淀川区役所と協同で参加しました。
3月2日に大阪市淀川区内の西三国連合振興町会主催の、地域防災力の維持・向上を目的として“災害に強いまちづくり”を視野にいれた「地域・マンション合同消防・防災訓練」が、大阪市立西三国小学校で開催されました。
当協会は、大阪市消防局淀川消防署と淀川区役所と協同で参加しました。
◆マンション居住者100名が参加
前日から降り続いた雨がやみ、しだいに天気が回復する中、当日の訓練にはマンション居住者100名をはじめ、総勢約500人が参加しました。
午前9時、地震による避難勧告が発令したという想定で、同地区11町会の住民がそれぞれに指定された一次避難所に集合、安否確認した後、町会長らを先頭に、二次避難所となる同小学校に誘導、体育館に集結しました。
今回の主催者である同振興町会の後藤利士会長は「災害から自分たちの命をどのように守るか、答えは、隣近所の連携だ。今日一日、みんなが心を一つにして訓練に取り組んでほしい」とあいさつされました。その後、参加者たちは4グループに分かれて、各種訓練へと移動します。
◆各ブースで、さまざまな訓練を体験しました
グラウンド・体育館に設置された各訓練ブースでは
①疑似煙を充満したテント内を歩行する「煙テント体験」
②物干竿と毛布を活用した「簡易担架作成と搬送」
③消火剤の代用として水を装填した消火器を使用した「水消火器」
④訓練用のミニチュアキッチンで天ぷら火災の出火・消火を実演する「ミニ天ぷら油の火災実験」
⑤消防車の車両展示
など、防災に実践的体験・訓練が行われました。