- 連載
- 防災訓練レポート
- 2013.07.01掲載
◆地域住民の“一致団結力”が震災を乗り越えるカギ
主催者を代表して、訓練を視察した山根弘美理事長は「完璧なセキュリティーマンションでも名簿に入居者名をほとんど明記してないのが実状。結果、震災時における安否確認などできないことが想定される。隣近所の付き合いが日々あって互いに知人同士であることが重要。防災訓練を通して住人同士の連携を強化し、『人の暮らしと命を守る』仕組みづくりを当協会や行政、町会とともに作り上げていきましょう」と期待を込めた。
都倉尚吾同区長は「小学校を核として訓練したことで地域とのつながり(結束力の)強化につながったと実感する。今後も訓練を継続し、万一の災害に備えてほしい」と話した。
同町会の東浦会長は「災害に備えて常日頃から心の準備を持つことが大切。訓練を通してぜひ身につけてほしい。“安心・安全なまちづくり”実現に向け、区民が一致団結し、取り組んでいくことが今後の課題」と強調した。
12時、防災訓練無事に終了。参加者に非常食(乾パン)を配布しました。